製法へのこだわり

醸造一

原料となる小麦粉は分離行程によりグルテンと（澱粉）デンプンに分けられます。
グルテンを取り除いた小麦澱粉は比重により更に粒子を分け、最適な原料へとなっていきます。
醸造二

貯蔵槽は杉や檜を使用しています。約450日、ここでじっくりと乳酸菌発酵させます。
四季折々の豊かな環境に恵まれ、育まれたその息吹が、くず餅には注ぎ込まれているのです。

行程一

岐阜と沖縄工場から届いた材料は、職人の厳しい目でチェックされたのち、精製、蒸し上げ工程に進みます。
限られた時間内に確かな製品をつくるためには、一定のテンポを保つチームワークが不可欠です。
行程二

蒸し上がったくず餅は、まず弾力性などをチェックされます。
セイロから取り出し冷却、その後カットされます。
手際の良い職人達は、常に製品の丹念な確認作業を怠りません。
行程　三

こうして出来上がったくず餠は、箱詰め作業へと進みます。ここでは特に働く人々の息の合ったコンビネーションが要求されます。
黒蜜ときな粉が添えられるなど、各人の分担作業が完璧に行われます。
行程　四

箱詰めされたくず餠は丁寧に包装され、各店舗へと出荷されます。工場内は明るく働き易く、いつも清潔に保たれるよう創意工夫されています。
伝統を守り続ける船橋屋の製品は、こうしてお客様のもとへ届けられます。